Check Point Press Releases

※2015年5月26日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。
チェック・ポイント、サイバー脅威から産業用制御システムを保護する、SCADAシステム向けセキュリティ・ソリューションを発表

業界最高水準のSCADA向けセキュリティと厳しい動作環境向けに強化された
新しいセキュリティ・アプライアンスにより、重要インフラの保護を実現

2015年6月5日

ゲートウェイからエンドポイントまでの包括的セキュリティを提供するCheck Point Software Technologies Ltd.(インターナショナル本社:イスラエル、会長兼CEO:ギル・シュエッド)は本日、産業用制御システム(ICS)向けの包括的なセキュリティ・ソリューションを拡充するセキュリティ・ゲートウェイ・アプライアンス「1200R」を発表しました。このアプライアンスにより、SCADAネットワークのきめ細かい可視化と制御や、SCADA対応の脅威検出および防御技術の実現が可能になります。電力や交通手段、水の供給システムなど、今日の快適な生活はICSに支えられています。このような資産やシステム、ネットワークが攻撃を受けると、物理環境、仮想環境を問わず、地域または国家全体の電力網の遮断や、重要なシステムや生産ラインの停止に発展する恐れがあります。

ガートナー社は、「重要インフラ産業に対する継続的なセキュリティ侵害は、2019年までに全世界で100億ドルを超える環境被害、生命の壊滅的な喪失、新たな規制の策定につながります」と説明しています。米セキュリティ機関のICS-CERTは2014年、製造やエネルギー、水、運輸など各業種の産業用制御システム(ICS)において報告されたインシデント245件に対応しました。そして、その半数以上にAPT(Advanced Persistent Threat)やきわめて巧妙な脅威が関与していました。ICSの多くはセキュリティ対策が不十分で、攻撃に対して非常に脆弱です。また、通常のアップデート対象から外れていたり、修正プログラムの提供が数少なくなった古いソフトウェアやオペレーティング・システム(OS)を使用しています。たとえアップデートが行われても、ICSに対する修正プログラムの適用は時間がかかります。場合によっては数年を要する場合もあり、その間は攻撃に対して無防備な状態をさらすことになります。

チェック・ポイントの製品担当バイス・プレジデントであるドリット・ドール(Dorit Dor)は、「ICSの保護は軽視すべきではありません。一度サイバー犯罪者が制御システムのアクセス権を入手すれば、被害は避けられないでしょう。ICSがセキュリティ侵害を受けた場合の被害規模は計り知れません。問題は侵害が「発生するかどうか」ではなく「いつ発生するか」です。チェック・ポイントでは、このような壊滅的な被害を回避するためにICSの保護に積極的に取り組んでいます。今回発表した1200Rアプライアンスは、過酷な産業環境や遠隔地での導入に最適化された新しいセキュリティ・ゲートウェイです。ICS/SCADAをサポートし、国家の最も貴重な資産を比類のないセキュリティで保護します」と述べています。

Check Point 1200Rは、プラント内や遠方に所在する変電所、発電設備などの過酷な環境や遠隔地での導入用に専用設計された堅牢な最新セキュリティ・ゲートウェイ・アプライアンスです。SCADAのトラフィックの完全な可視化ときめ細かい制御を実現してネットワークやデバイス、論理プロセスへの攻撃を防ぐ、チェック・ポイントの既存のセキュリティ・ゲートウェイ・アプライアンスのラインアップを補完します。さらに、チェック・ポイントの次世代ファイアウォールApplication Control Software Blade内の500以上のSCADAのコマンドとパラメータ、および200以上のSCADA固有のIPSシグネチャにより、チェック・ポイントは業界で最も広範なSCADA向けのセキュリティ・サポートを提供します。Next Generation SmartEventの専用の脅威レポートはSCADAのトラフィックに関する詳細な情報を提供し、インシデント調査のための迅速かつ綿密なフォレンジック分析を可能にします。また、この総合的なセキュリティ・ソリューションでは、各種規制の遵守状況がCompliance Software Bladeによって監視されます。

チェック・ポイントはさらに、IT/OTセキュリティの詳細な青写真を示し、企業の境界、IT/OT間のブリッジ、オペレータ・ワークステーション、SCADAデバイスおよびトラフィックを保護してICSにおいて最適なセキュリティを実現します。

Newfoundland Powerのインフラストラクチャ・アナリストであるShawn Kearley氏は、「チェック・ポイント製品を導入した結果、さまざまな資産に安全にアクセスできるようになりました。資産が広い地域に分散している当社としては非常に助かっています。チェック・ポイントのSCADA向けソリューションへの取り組みには、非常に感銘を受けています。おかげで、当社の重要な資産は確実に保護されています。その技術革新の一環として新たに投入される1200Rにより、さらなるメリットが得られると期待しています」と述べています。

Check Point 1200Rアプライアンスの主な特徴:

  • 1GbEポートを6基搭載し、ファイアウォール・スループット2Gbpsを実現するフル機能のセキュリティ・ゲートウェイ
  • Modbus、MMS、DNP3、IEC60870-5-104、IEC61850、ICCP、OPC、BACnet、Profinet、Siemens Step7など多数のICS/SCADA固有のプロトコルに対する、業界最高水準の広範なサポート
  • コンパクトなフォームファクタ、ファンレスで可動部品を排除した先進的な設計により、-40℃~75℃の過酷な温度環境でも動作
  • 最も厳格な規制であるIEC61850-3、IEEE1613、およびIEC60068-2に準拠

受注開始時期:
Check Point 1200Rアプライアンスは発表当日から受注が開始され、各国のチェック・ポイント正規販売代理店を通じて購入することができます。詳細については、http://partners.us.checkpoint.com/partnerlocator/へお問い合わせください。

なお、チェック・ポイントは6月10日(水)より12日(金)までの3日間、幕張メッセで開催される「Interop Tokyo」に出展します。会場内ブース(#4J16)では、本リリースで発表しました「Check Point 1200Rアプライアンス」が初公開となるほか、チェック・ポイントが提供している最新セキュリティ・ソリューションがご覧いただけます。

チェック・ポイントの最新情報:
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チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(www.checkpoint.com)は、世界トップクラスのセキュリティ専門企業です。業界随一の検出率を誇る先進のセキュリティ対策により、お客様のネットワークをマルウェアなどの幅広いサイバー攻撃から保護します。大規模ネットワークからモバイル・デバイスまでを保護する包括的なセキュリティ・アーキテクチャに加え、直感的で使いやすい総合的なセキュリティ管理ソリューションを提供しています。

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社は、1997年10月1日設立、東京都新宿区に拠点を置いています。